ビタミンB1欠乏症で有名な脚気は、ビタミンB1を投与すれば、びっくりするほどの回復を見せるけど、同じビタミンB1欠乏症のウェルニッケ症候群は、ビタミンB1を投与しても元の状態には回復できません。
ウェルニッケ症候群は中枢神経が侵される神経疾患で、手足や顔面の痺れ、言語や記憶障害などが現れます。
ビタミンB1は、糖質代謝ビタミンと言われています。
糖質のグルコースを分解するのに必要な酵素の働きを補助する役割がビタミンB1にあるからです。
このようにエネルギーをつくる働きがあるビタミンはビタミンB1のほかに、ビタミンB2やナイアシン、パントテン酸があります。
ビタミンB1は水溶性ビタミンなので、水や熱に弱く、調理の仕方によっては30~50%が失われてしまいます。
水道水に含まれる塩素でも激減してしまうので、米の研ぎすぎはよくありません。
ビタミンB1の化学名はチアミンといいます。
にんにくやネギ類、にらにはアリシンという成分が含まれています。
これがビタミンB1と反応するとアリチアミンを生じ、このアリチアミンはビタミンB1と同様の働きがありますが、その機能性はB1以上です。
2012年9月9日日曜日
ブルーベリーは栄養が豊富
体の芯から輝かせる果実といえば、ブルーベリーでしょう。
人間の身体に必要な栄養素のビタミンとミネラルを豊富に含み、抗酸化力の高いポリフェノールも豊富に含む果実です。
日本人に不足がちな亜鉛やマンガンが他のベリー種に比べ豊富に汲まれているので、ブルーベリーを食べてこれらの栄養素を補うことができます。
亜鉛は、有名な効能としてたんぱく質の合成が上げられます。
これが欠乏すると味覚障害、発育障害、性腺機能低下などの症状が出てきます。
僕は味覚障害になったことがあり、そのとき亜鉛の錠剤を食べていました。
ブルーベリーが味覚障害に効くなら、美味しいブルーベリーを食べたかったよ。
風邪になっても味覚障害に似た症状が出ましたけれど。
マンガンの効能を、僕は聞いたことがありません。
マンガンには単体での効能より、様々な他の栄養素の触媒作用があるらしですね。
性質の似た金属イオンの代用としての働きや、作用抑制などの働きがあるそうです。
ブルーベリーを食べてビタミン、ミネラルを効率よく吸収して元気になるりたいです。
登録:
投稿 (Atom)