売られてるグレープフルーツの輸入元は、アメリカのフロリダ州、カリフォルニア州が多くて次がイスラエル、近年南アフリカが増えたくらいです。
だからグレープフルーツはアメリカ原産のフルーツだと思っている人は多いと思います。
でも実はグレープフルーツの原作国はアメリカではありません。
グレープフルーツは西インド諸島のバルバドス島で文旦の突然変異で生まれたそうです。
アメリカには1823年にフロリダに伝わり、栽培が行われえるようになりました。
それからグレープフルーツはアメリカで絶大な人気を誇るようになり、今では「アメリカンフルーツ」と呼ばれるようになりました。
日本にも大正初期に伝わりましたが、気候条件がグレープフルーツに合わず、グレープフルーツ栽培が定着せず、今では暖かい南のほうでひっそりと栽培されているそうです。
グレープフルーツは暖かい気候を好むので、アメリカやイスラエル、南アフリカで栽培が盛んなんですね。
しかし日本でも温暖化の影響で、グレープフルーツの栽培に適した気候になってきており、ミカンの栽培地域では、ブラッドオレンジやグレープフルーツを栽培する動きが出てきているようです。
グレープフルーツについて判りやすく解説されています。